kintoneはちょっと開発知識があるだけで、アプリの幅がグッと広がります。私もkintone開発してみたい!そんな思いから、kintone開発者育成講座の「TENJIKU」に参加しています。
今回はその第五回レポートをお送りします。
TENJIKUって何?
kintoneは標準機能では力不足な事がしばしば。JavaScriptで開発することで、できることが格段に広がります。中には独学で開発した方もいると思います。しかし、やりたいことが増えていくと、体系的な開発知識が必要になってきます。
そんな方に向けた、kintoneベースの開発者育成講座が「TENJIKU」です。主催するICTコミュニケーションズ社は、「kintone university」で述べ1,100名の参加者を誇るパートナーです。
TENJIKUの研修期間は約2ヶ月!90分講座が週2回のガッツリメニューです。私もこの研修に参加して、本当にkintone開発者になれるのかをレポートしていきます!
▼初回のレポートはこちら
テーマは文字列結合

今日のテーマは文字列結合です。最終的にこんな結果にします。
kintoneには標準では文字列の結合機能があります。しかし、ドロップダウン・ラジオボタンなど結合できないフィールドがあります。
今回はそれらのフィールドも結合したいので、JavaScriptを使います。
課題テンプレートの読み込み

今回は事前に用意されたテンプレートファイルを使います。
使うのが初めてな方も多いようでした。私はお客様にサンプルを渡す時に使いますが、一般の方だと使うシーンも少ないのかもしれません。
jQueryを読み込む

今回もjQueryを使い開発を進めていきます。ライブラリはサイボウズがCDNを用意しているので、そこから使うことを教えていただきます。
kintoneのJavaScript書き始め方

改めてkintoneで開発する時の、JavaScriptの書き方をおさらいです。ここはおまじないのようなもので、毎回こうします。
そして1つTipsとして、イベントは配列で書くと良いことを教わります。確かに、複数イベントに対応できますね!
こういった開発者のノウハウを貰えるのはありがたいものです。
今日のお題

そして、今日のお題です。文字列結合のスクリプトをどう書けば良いのか?
まず久米先生からサンプルをもらいますが、新しいフィールドを追加した時にどう書くかを考えます。
先生、うまく動きません!
作ってみたとこと、ある生徒さんのJSが動きません。早速久米先生と一緒にデバックを始めます。
まずコンソールを見る

おかしい時はまずコンソールから。でもエラーは出ていないようですね。
ブレイクポイントでテストする

次にブレイクポイントで検証します。ところが、ブレイクポイントで止まる動作をしませんね。。
ということは、根本的に何かが違うようです。alertも実行できませんでした。
犯人はおまえだ!
そして久米先生が原因を見つけます。最後の () が抜けていたのです!
これは初心者は気づきにくいミス!思わず先生がいてよかったー、と思いました。

次回に向けて
以上第5回のレポートでした。 毎回同じことを書いていますが、先生と双方向にコミュニケーションしながら開発が学べる良さを感じています。その場で質問や関連情報が貰えるのはありがたいですね。
次回も乞うご期待ください!
TENJIKUに興味を持った方はぜひこちらへ!
次回は10月開催の予定です。
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