皆さんこんにちは、kinotne大好き松井です。
今回はライトコース範囲のお話。みんな大好き「通知」のTipsです。
「レコード登録されたら私に自分宛の通知を送る」
簡単なようなこの設定、実は設定にはひと工夫が必要です。
- 「自分宛の通知」って?
- レコード登録されたら自分宛通知...ができない?
- アプリの条件通知はユーザー指定ができない
- ユーザー選択を使えば良い
- レコードの条件通知を使うも良し!
- で、どっちがいいの?
- まとめ
「自分宛の通知」って?
kintoneの通知は「自分宛」と「すべて」の2種類があります。この使い分けは重要で、「自分宛」を使いこなすことが、通知の確認率向上に繋がります。
なぜなら、「自分宛」はより強い通知ができるからです。画面上部にバッヂを表示したり、スマホアプリにプッシュ通知ができ、確認をより強く促すことができます。
レコード登録されたら自分宛通知...ができない?
では早速アプリに自動で通知を送る設定をしてみましょう。とりあえず、日報が登録されたら、全て管理者の松井に通知してみましょう。
設定が終わったらテスト登録。自分じゃないアカウントでレコード登録をしてみます。そして、自分の通知を見てみるとと...。
そう、自分宛通知は届かないのです...!
アプリの条件通知はユーザー指定ができない
なぜ自分宛通知が届かないのか。ヘルプページを見ると答えが書いてありました。
そう、 「アプリの条件通知」ではユーザーを指定した自分宛通知ができない仕様なのです。これはヘルプを読まないと分からないので、意外と気付きにくい点だと思っています。(自分も最初悩んだ)
ユーザー選択を使えば良い
ならどうすれば良いのか。ユーザー選択フィールドを使えば良いのです。
通知の宛先は、配置したフィールドから選ぶこともできます。そこで、通知用のユーザー選択フィールドを置き、それを宛先に選ぶのです。
その結果、自分宛通知にみごと成功しました!ベルマークにバッヂも付くので、気付きやすいですね。
レコードの条件通知を使うも良し!
その他にも「レコードの条件通知」を使うのもアリです。
実は条件通知はユーザー指定ができます。条件を必ず当たるものにすれば、全ての登録レコードを通知できます。例えば、「レコード番号が0以上」とかですね。
更に、条件通知は通知のテキストも変更できちゃいます。内容に合わせて、興味を惹くテキスト設定すると良いでしょう。
で、どっちがいいの?
機能を比較すると、だんぜん「レコードの条件通知」の方が使いやすいですね笑 私も基本的には「レコードの条件通知」で良いかなと思います。
ただ、アプリの利用が進んだ時は、「アプリの条件通知」の方が良いかもしれません。運用・設定が複雑になると、「レコードの条件通知」は色々な通知で溢れます。その時、設定はなるべく少ない方が管理がしやすいでしょう。
また引継ぎを考えると、「レコード番号が0以上」は一見何の条件かが分かりません。それなら「アプリの条件通知」にあった方が、引継がれた人も理解しやすそうです。とは言え、シンプルなアプリなら気にしなくて良いレベルかなと。
ほかに「アプリの条件通知」を選ぶメリットお持ちの方は、ぜひコメント欄で教えてください^^
まとめ
いかがだったでしょうか、自分宛に通知を送るTips。通知はkintoneで人気な機能の1つです。ぜひ使いこなしていきたいですね。
「登録されたら全て通知」は意外と欲しいシーンがあります。私は問い合わせアプリや、フォーム連携したアプリで欲しくなりましたね。
通知の概要や基本的な設定方法は、サイボウズ公式の「便利に使おうガイドブック vol.09 通知」がオススメです。図がふんだんに使われて分かりやすいので、これを機に通知をマスターしてみてはいかがでしょうか^^