「見るだけライセンスないの?」
kintoneを紹介するとよく聞かれる質問です。
全員にデータを見せたいけれど、登録や編集はしない。 それなら、機能を減らして安くした閲覧ライセンスが欲しくなりますね。それが社外の人なら尚更です。
「kViewer」はそんな方にオススメのサービス。データ閲覧に特化したビュアー機能は、人数に関係なく、最大13,000円/月で利用ができます。
今回は、kViewerの開発レビュー会へ潜入成功!新しい機能盛り沢山のアップデート情報をキンスキ限定でお送りします!
kViewerって何?
ビュアーの名の通り、kintoneのデータを見せることに特化したサービスです。データを表示する専用ページを生成。見る人はページにアクセスすれば、ログイン無しで閲覧ができます。
資料を社内限定で共有したり、何かのリストを社外に公開する活用が多いと思います。kintoneで公開管理できるのが便利ですね。
実は私も使っていまして、「キンスキ実績報告」や「kintone最新情報まとめ」のページはkViewerを使っています。これの元データはkintoneで管理しているんです。
そんなkViewerに大型アップデートを控えている噂が…。これは利用者として確認せずにはいられません!メーカーの方に確認すると衝撃の回答が。。
「アップデートの噂が〜(ごにょごにょ)」
「本当ですよ〜。今度の社内レビュー会来ます?」
…え、いいんですか?
いざ、サイボウズスタートアップス社へ!
ということで、行ってきましたCstap社。場所は五反田駅から徒歩5分の中々良いところ。
随所に和のテイストを感じる素敵なオフィスです。
このラウンジスペースで次期kViewerの社内レビューが始まります。全編参加&写真OKでしたので、見聞きした全てをお送りします!
まるで新製品、機能が大量に追加!
驚いたのはまるで新しい製品に生まれ変わっていること。画面周りは全く新しいものにリニューアルされました。
驚くべくは機能の数。現行verに比べて大幅に増えています。表示されている機能が、リリース時に提供予定の機能だそうです。
では、機能の詳細を順番に紹介をしていきます!
もっとセキュアに"認証機能"
まず認証機能が強化され、簡易的なアカウント発行に対応します。 今はBasic認証とIPアドレスのみですが、新verでは個別のID・PASSが発行できるようになります。
さらに、IDによって表示データの制限ができるそうです!つまり、kintoneのように人によって権限が変えられるということ。ちょっとした会員サイトはこれで済むかもしれませんね。
豊富な画面レイアウト
デザイン機能もかなり強化されています。まずレイアウトの数が大幅に増えています。旧verでは1種類でしたが、新verは7種類も用意されています。
フッターやサイドコンテンツの表現は現verにはない機能です。より一般的なWebページのような表現が可能となりそうです。
独自の一覧表現
データの並び方も大きく変わります。旧来はkintoneと同じリスト形式のみでしたが、「カードビュー」「セグメントビュー」が加わります。これはカッコいい!
詳細画面
kintoneと同じく詳細画面の設定ができます。現verに比べて、より細かく設定ができそうです。スマホ対応のために、レスポンシブな設計になっているそうです。
スマホ画面
個人的に一番なのがスマホ対応です。実は今は対応しておらず、CSSで無理やりそれっぽくする必要があります。
新verではリスト表示はもちろん、新しいデザインにも対応!このスマホ時代に必ずや必要になる機能です!
その他
開発中のため画面はありませんが、その他の気になる機能も内容を聞くことができました!
Google アナリティクス
閲覧状況をGoogleアナリティクスと連動して分析ができるようになります。
今回のアップデート内容を見ると、ただのビューア利用ではなく、ブログやSNSライクな利用ができると思います。その使い方だと、尚更必要になる機能ですね!
プリントクリエイター連携
kViewerのページから連動してPDFのダウンロードができるようです。更新頻度の短いデータだと、PDF更新の手間が省けそうですね。
感想
kViewerのユーザーとしては嬉し過ぎるアップデートです。ただのビュアーだけでなく、ブログやTumblrのようなページのCMSになりつつあると感じました。
私の「キンスキ実績報告」や「kintone最新情報まとめ」ももっと進化できそうで今から楽しみです。
リリース時期は早くて2018年8月中とのこと!う〜ん、待ち遠しい!!この夏注目のkintone連携製品になりそうです。
▼kViewerの詳細はコチラ(まだ次期verは載っていませんが。。)
kv.kintoneapp.com