パートナーの皆様こんにちは。kintone大好き松井です。
私がキンスキを副業にしたのは、情報発信のノウハウを皆さんとシェアするためでした。素敵な連携製品・サービスをもっとユーザーに知ってほしい。そのためには、皆様の発信も欠かせません。
これから発信を考えている方向けに、キンスキのノウハウを共有します。私の経験がお役に立てば幸いです。
※kintone提案に関わる全ての方を「パートナー」と呼びます。公式パートナーでない方も、是非ご覧ください。
この記事では、ユーザーが集まる情報サイトを顧客ゼロから作ることを目指します。キンスキを始めて5ヶ月。まだ月3,600PVと決して多くありませんが、少しでも参考になれば幸いです。
ユーザーが集まるサイトを目指して
キンスキの目的は、パートナーの製品・サービスの利用拡大です。そもそもユーザーが知らないことが多く、認知してもらう仕組みが必要と考えていました。
そこでキンスキは、有益な情報をストックし、検索で継続的にユーザーが集まるサイトを目指しています。達成のために立てた方針は、大きく3つです。
- ストック型のコンテンツ作成
- SNSでコンテンツを発信
- コラボで情報の価値向上
大そうに書きましたが、概要はよくあるwebマーケの話です。肝心なのは、kintoneで有効な具体的手段ですね。
3つの方針に沿って、取り組んでいる内容を紹介していきます。
方針1:ストック型のコンテンツ作成
ストック型のメリットは、発信した情報が継続的に活きることです。キンスキの月間3,600PVは75%が前月以前の記事です1。
キンスキでは2つのストックメディアに取り組んでいます。
ブログ
一番手軽で有効なストックメディアはブログです。後述の動画よりもブログがおススメです。
キンスキは「はてなブログ」で運営しています。公式感を出すには独自ドメインが必須なので、多少ランニング費用がかかります。2
ブログは必ずGoogle analyticsと連携しましょう。定量的な数値が見えることで具体的な改善ができるようになります。
この記事の測定情報も全てGoogle Analyticsです。必須ツールと言えるでしょう。
YouTube
キンスキはYouTubeの動画作成も行っています。ですが、ブログの方が少ない工数で、より多くのPVを獲得できます。
設定レクチャーなどには効果的なメディアですが、時間拘束されるため嫌がる方が多いです。やはり、文字メディアの方が閲覧パイは大きいです。
そこで動画を作った場合は、必ずキャプチャ画像でブログ記事を作りましょう。詳細を知りたい人だけを動画に誘導できます。
実際に実施したのがコチラ。動画は泣かず飛ばずでしたが、ブログだと大好評だった記事です。動画再生にも繋がっています。
方針2:SNSでコンテンツを発信
実はkintoneユーザーと直接繋がれる場所は殆どありません。有効な場所として推したいのがSNSです。
キンスキへの流入元で、一番多いのがSNSです。その割合はなんと35%!これは見逃せない結果です。
キンスキはFacebookとTwitterに取組んでいるので紹介します
「kintone活用研究会」という有志のFacebookグループはご存知でしょうか。私が知る限りユーザーと直接繋がれる最大のWebコミュニティ3です。
2018/8/14時点でメンバーは621名。しかも、kintoneに関わる情報なら何でも投稿OKです。これを使わない手はありません。
私は普段、作成した記事は必ずここに投稿します。ソーシャル経由の流入は44%がFacebookですが、殆どが研究会経由だと思います。効果絶大です。
アナリティクスで気付くのは、FacebookよりもTwitterの流入が多い事。そう、実はTwitterが一番流入を稼ぎます。
地道な活動が必要ですが、ハマった時の拡散力は桁違いのメディアです。
例えばこちらのツイート。私はフォロワー100名ですが、青野社長のリツイートで3800名に拡散しました。結果、57名が記事のリンクを踏んでいます。
ただ、そんな頻繁に当たりはないので、日々の地道な活動も大事です。情報を呟く以外にも、kinotneをツイートしてる人をいいねしてます。その人が私のプロフィールから流入してくれたりします。
Twitterにもアナリティクス機能があるため、程々に意識しながらツイートしています。
方針3:パートナーとコラボする
キンスキではパートナーと連携したコンテンツ作りを意識しています。コラボすることで、情報の価値を高めることができます。
自分の宣伝だけでは、中々ユーザーは集まってくれません。宣伝だけでなく、ユーザーが喜ぶ情報を作る必要があります。
ユーザーが喜ぶ情報
価値の高い情報も1つだけだと効果が薄く、複数あることが望まれます。とはいえ、継続的にネタを用意するのも大変なこと。時には他社情報や基本機能を紹介するのも効果的です。
その点では、他社パートナーとコラボして発信すると、より高い効果が見込まれます。具体的には2つの効果があります。
- より具体的かつ、知見の深い情報になる
- より目を惹く情報になる
具体的に、キンスキの2つの事例を紹介します。
コラボ1:kViewer
例えば、kViewer連携の記事は私だけでは書けない記事でした。また、スクープという話題性はコラボならではです。
今尚PVの稼ぎ頭で、2つの効果が合わさった好例だと思います。
コラボ2:krewSheet
次にkrewSheetブログとの連携記事です。お互いに流入が見込めるため、どちらも嬉しいコラボです。
リンクが貼られるとSEO的にも効果があるはずです。
最後に:どんな記事が読まれるのか
それでは最後に、どんな記事がユーザーに読まれるかを考えていきます。
とは言え、私もまだ試行錯誤中。ここでは、累計のPVランキング4をベースに、記事ごとの考察を書きたいと思います。
1位:絵でPVを稼ぐ
累計630PV 表現でここまで反響が違うのかと思い知った記事です。
絵という視覚に訴える方法が活きました。この記事に関わらず、絵を描いた記事は反響が良いですね。
また、テーマも良かったです。これからのテーマなので、断続的にシェアされている感覚があります。
2位:無料プラグインは注目高
累計502PV "無料"はkintoneに関わらず注目を集めるキーワードです。kintoneユーザーなら無料プラグインは感心の高いテーマでしょう。
加えて24という具体的な数字も良かったと思います。タイトルに具体的な数字があると目を惹きます。
3位:コラボの力
累計409PV 上にも書きましたが、まさにコラボの好例です。
「独占スクープ」というタイトル、実用性の高いアップデート内容。見られる要素が揃っています。
4位:紹介ツールを目指す
累計405PV サイボウズ営業の紹介ツールになったことが1つの要因です。
紹介した方法は、サイボウズ内で割と知られた方法でした。しかし、ややこしい方法なので、お客様やパートナーには紹介しづらいTipsだったのです。
ブログ・動画にまとめれば紹介しやすくなります。その使われ方を意識はしていましたが、うまく使ってもらえているようです。
このように、間接的にユーザーと繋がるのも1つの手ですね。
まとめ
ストック型は時間のかかる方法です。記事が溜まると伸び幅が大きくなるので、最初は我慢が必要です。
キンスキの実績推移はこちらのページに公開しています。併せてご覧ください^^
キンスキは月間10,000PV達成を年内の目標に活動していきます。またノウハウをシェアしていきますので、良い報告ができるように頑張ります!
それではまた。
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2018年7月の実績↩
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はてなブログは、独自ドメイン対応に月600円のProサービスが必要↩
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他のWebコミュニティにはcybozu.com developer networkがあります。しかし、こちらは開発者コミュニティのため、ユーザー向け情報の発信はなかなか難しいです↩
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2018/3/11〜2018/8/14の集計↩