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「キントーンで勤怠管理はできますか?」そんなご相談にkinconeを紹介したお話

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皆さんこんにちは、キントーン大好き松井です。

今回はあるお客様とお話した内容の紹介です。勤怠管理にお悩みでしたので、キントーンと連携する勤怠管理ソフト「kincone」をご紹介しました。

「kincone」とはどんなサービスでしょうか。簡単な概要から、キントーンとの連携までを紹介します〜!

きっかけ

キントーンで勤怠管理はできますか?

キッカケはこんなご相談でした。

導入して1年、もっと活用幅を広めたい。勤怠管理の改善を検討中だから、キントーンでできないだろうか。そんなお悩みです。

同じようなご相談は多く、いつも同じ回答をしています。

手入力の勤怠データを集めることはできます。
ただ、勤怠管理システム的な管理には向かないです。 

手入力の勤怠データって?

毎月の出退勤時刻を紙に書いて提出させている。今こんな運用なら、収集の効率化にキントーンはおすすめです。

アプリテンプレートの「タイムカード」が便利でしょう。サブテーブル機能を使い、毎月1レコードの運用もありですね。

ただし、勤怠管理ではこれ以上の機能を求める場合が多い印象です。つまり勤怠管理システム的な機能です。

勤怠管理システム的な機能って?

どんな機能が求められやすいでしょうか。

例えば「集計の効率化」です。今月の勤怠時間に加え、残業や有給の状況を簡単に一覧化したいニーズです。

また、手入力ではなく「打刻ボタン」も欲しいですよね。押せる場所を制限したり、位置情報を記録したい要望も聞きます。

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イメージはタイムカードの打刻 

これらの機能は、残念ながらキントーン標準機能では難しいです。また、開発カスタマイズもできますが、開発範囲が大きくなりやすいため安易にオススメはできません。

できれば、勤怠管理はキントーン以外に任せて、最終的にデータを集約する場所にキントーンを使うのが良いでしょう。

キントーン連携ができる勤怠管理ソフト

そこでお客様に紹介したのが「kincone」です。

kinconeはWebベースの勤怠管理ソフトです。様々な管理機能に加えて、キントーンをはじめとしたクラウドサービスとの連携が強みです。

簡単に機能を紹介します。

Webとアプリで勤怠管理

kinconeはキントーンが無くとも、単体で勤怠管理が可能です。Webや専用アプリから打刻ができ、自動的に集計がされていきます。

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Webとアプリの打刻画面

先日のアップデートではダッシュボード機能を搭載。「働き方改革関連法」で管理が求められる項目を、一覧で確認することが可能になりました。

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ダッシュボード画面
(データが無くすみません。。)

交通費申請も可能

kinconeは勤怠に加えて、交通費の申請機能も持っています。

勤怠打刻に交通系ICカードが使えるので、その時に利用データを取得が可能。溜まったデータをkinconeの中で申請が可能です。

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交通費の管理画面

キントーン連携

そして大事なキントーン連携です。

kinconeは勤怠・交通費のデータをキントーンに連携することができます。最終的な結果をキントーンに集約して、管理を効率化することができます。

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なぜキントーンと連携するのか?

ここまで説明すると必ず聞かれる質問です。kincone単体でも十二分に管理ができそうです。
もちろん、今回もその話題になりました。

なんでキントーンと連携するんですか?
kinconeで十分に管理できそうですけれど。

それは勤怠管理システムでは足りない機能を、運用コストを下げて搭載するためですね。

勤怠管理システムでは足りない機能??

例えば、勤怠申請やシフト管理ですね

うーん、その機能を持った勤怠管理システムもありそうですが。。

持っていても、足りないことが少なくないようです。
勤怠は企業ごとに様々なので、欲しい機能もそれぞれ微妙に違うようです。

カスタマイズもアリですが、個別の保守は始まり、アップデートも受けにくくなりますよね。

なるほど。なら開発しやすいkintoneに任せた方が運用もしやすいということですね。

その通りです!

勤怠管理システムでは足りない機能も、kintoneの上で機能を組合わせたり、開発をすることで搭載ができるでしょう。
できることはお客様の要望次第ですが、実際に私が体験したケースを紹介します。

例えば申請機能

勤怠申請は複雑なルートを辿る会社様もいます。kinconeにも申請機能はありますが、ルートの分岐などはできません。

そのために用意されているのがキントーン連携です。キントーン側にデータを送り、プロセス管理で申請を進めることができます。

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勤怠申請の連携設定画面

例えばシフト管理

店舗などを持つ企業では、勤怠とシフトを併せて管理したいですよね。
kintoneでも標準機能では難しいですが、連携サービスや開発を組合せることで対応できる場合もあります。

例えば、「カレンダーPlus」を使えば対応ができるかもしれません。

最大2ヶ月、じっくりお試しできます

kinconeの魅力はまだまだあります!この記事では紹介

勤怠管理ツールを検討中のkintoneユーザーさんは、ぜひ一度kinconeをお試しください。
最大2ヶ月間のお試しができ、申し込むとすぐに利用を始めることができますよ!

kintoneとの連携までいかずとも、まずは単体で触ってみるのオススメです〜^^