皆さんこんにちは、kintone大好き松井です。
今回はkintoneユーザーの活用事例。飲食店紹介サイトを運営するユーザー @dagane さんに、kintoneの活用方法を伺いました!
@dagane さんはCUSTOMINEを使いこなし、様々な効率化をしています。今回はその活用をご紹介します^^
0.どんなユーザーさん?
今回お話を伺ったのは飲食店紹介サイトの運営企業様。kintoneは営業管理を中心に使っています。
日々、飲食店へサイト掲載の営業活動を行っており、kintoneはその可視化が大きな目的です。他には関連する「顧客管理」「クーポン管理」、それらの申請などのアプリが使われているようです。
私がお話したのは営業の支援担当の @dagane さんでした。
「CUSTOMINEを見つけてすぐ契約しました。こんな安くて良いのかと、今も思ってます。」
これは @dagane さんの言葉です。その方はCUSTOMINEをフルに使い、業務を効率化していました。
どんな使い方をしているのでしょうか。教えていただいた4つの活用をご紹介します!
1.クーポンコードの文字制限
まずは使用文字の制限機能。使うのは「クーポンコード」の発行作業です。
飲食店紹介のサイトなのでクーポンがあります。このクーポンのコードは「入力を間違えやすい文字は使わない」という鉄則があるんです。
具体的には「1(数字のイチ)とl(小文字のエル)」「0(数字のゼロ)とo(小文字のオー)」です。この4文字は入力時にエラーを出す、それがこちらの画面。
クーポンの発行申請を行う人は営業だけではなく、その時々によって異なります。中には年に1、2回しか申請しない人もいるので、ミスがとても多い作業でした。
元々はExcelの申請フォームで、背景色を変えて間違いを知らせていました。ですが利用頻度が低い人はそもそも気付かないため、申請の手戻りが多く手間になっていたそうです。kintone + CUSTOMINEに移行してから手戻りはゼロに!正しいクーポンコードの申請が確実にできるようになりました。
この設定は、CUSTOMINEを使えば2行だけ!正規表現という少し難しい部分はありますが、こんなに簡単にできてしまいます。
2.クーポンの一括申請
1と大きく関わるのがこの一括申請機能。クーポンコードはプロセス管理で必ずチェックするため、この機能が欠かせないそうです。
クーポンコードは殆ど同じ内容を微妙に変えて発行することが多いそうです。地域、時期、対象などですね。
標準機能でも「再利用」でコピーは簡単ですが、プロセス管理はそうはいきません。1つ1つレコードを開いてボタンを押す必要があります。。ちょっと大変。。
そこで一括申請できるようにしたのがこちら
該当の申請をチェックボックスで選び、一括でプロセス管理を進めることができます。これは便利ですね!
今回作成したCUSTOMINEの設定はこちら。(クリックで大きくなります)
3.検索窓
kintoneには複雑な検索ができる「絞込機能」があります。ですが、現場は中々使ってくれませんよね。。
そこで役に立つCUSTOMINEの機能が「検索窓」です。kintoneの一覧画面にこんな検索窓を追加します。
追加したのは営業管理アプリです。決まった管理方法がなかったため、進捗を可視化するためにアプリを作成しました。
しかし、ITに不慣れな人も多い現場では絞込機能が中々普及しませんでした。運用を定着するには検索窓が必須だったのです。例えば「◯月までに◯エリアで◯件掲載する」という時に、その条件で絞込みをしてチームの状況を可視化するのに役立っています。
驚くべきは、この検索窓を作る簡単さです。CUSTOMINEを使うと、なんと1行だけの設定で作ることができます。簡単すぎます!
4.何件表示
次はレコードのカウント表示機能。レコード一覧の頭にこんな表示をすることができます。
この表示、ただ大きく出したいだけではありません。ただ数を出すなら、標準機能でもレコード件数の表示はあります。敢えて出す理由をこう語っていました。
「レコード一覧には全てのレコードを表示したいんです。下手に初期値で絞り込むと、現場から『〇〇が無い!』と連絡が来てしまいます。」
そう、現場のユーザーは絞込機能をなかなか使い熟せません。「あ、これ絞込の初期値だな」と、ピンと来るのは慣れた人だけなのです。
そのため、レコード一覧は基本全て表示して、検索窓で全て検索できるように。大事な数字は絞り込まなくても表示する。これが現場からのクレームを減らす技なのでした。
CUSTOMINEの設定はこちら。案件管理とは別に目標管理アプリを用意した構成です。(クリックで大きくなります)
動画にまとめました
実際の動きは動画にまとめました。細かい動きが気になる方は、ぜひご覧ください^^
スゴすぎるぞCUSTOMINE!
怒涛の4連発、いかがだったでしょうか。実は他にもたくさんあるのですが、とても紹介し切れません^^;
冷静に考えてこれが全てCUSTOMINEで作られてるのスゴイですよね。更にスゴイのは、お話を聞いた担当者は元営業の方であること。そう、システム担当者ではないのです。
CUSTOMINEは我々のような開発者ではないユーザーの活用幅を大きく広げてくれるサービスだと思います!1アプリは永年無料です。気になっている方はぜひぜひお試しを〜^^
dagane さんの書いた記事をキンスキで公開しました^^
※紹介したCUSTOMINEの設定は、ブログ用に松井が作成したものです。@daganeさんの設定そのままではない点をご了承ください。もう少し設定を増やすと、より実用的になると思います。
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