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【 予実績の集計 】アプリを跨ぐ計算は「集計サポート+」使い道が多くてコスパ ◎なプラグイン!

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皆さんこんにちは、kintone大好き松井です^^

今回はkintoneの集計を強化する「集計サポート+」プラグインをご紹介します。このプラグインを使えば、kintoneが苦手な【 アプリを跨いだ集計 】が可能になります。

kintoneで思っていた集計が作れないあなたも、このプラグインを使えば実現できるかも!?

 

 

kintoneの弱点:アプリを跨いだ集計

kintoneは簡単にアプリを作れるのが特徴の1つです。一方で、こみいったデータの取扱いが苦手ですよね。

お使いの方なら、一度はアプリを跨いだ集計がしたい、と考えたことがあるでしょう。他システムで言う「集計テーブルを作る」がkintoneではできません。

例えば、予算と実績を比較して集計することはよくある作業ですが、kintoneでやろうとすると途端に難しくなってしまいます。kintoneは連携する(リレーショナルな)使い方が得意ではないんですね。。

この課題を解決するのが「集計サポート+」プラグインです。

「集計サポート+」のポイント

「集計サポート+」プラグインは、予実績管理や帳票作成の時など、簡単なアプリを跨いだ集計連携を実現します。このプラグインのポイントは2つあります。

1.関連レコード一覧で集計

アプリを跨ぐ設定はとても簡単。「関連レコード一覧」のフィールドで作ります。

関連レコード一覧は、他のアプリから条件に合ったレコードを表示する機能です。標準機能ではただ表示するだけですが、集計サポート+を使うと、そのデータを集計することができます!

実際の画面がコチラ。

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関連レコードの金額を集計

2.集計結果を登録できる

集計結果はそのままフィールドに登録ができます。ボタンを押すだけでレコードに一括登録してくれます。絞込んだレコードにだけ登録も可能。データ量が多いと時間もかかるため、絞込とセットで使うものになるでしょう。 

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ボタンを押して集計します

例えば、予実績の管理に

さて予実績管理に使う場合はどんなアプリ構成になるのでしょうか。

例えば予算アプリと実績アプリがあり、この2つを跨がって集計するとします。私はこんな構成にしてみました。

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最低限必要な項目を並べてみました

集計サポート+を使い、案件管理の「実績金額」が予実績にも入っていきます。あとは予算金額と計算して予実績の比率を出すだけですね。なので予実績アプリには、月の担当者ごとにレコードを作るイメージです。予実績アプリの実際の画面はhttps://www.kinsuki.com/entry/2018/05/21/110000#%25EF%25BC%2591%25E9%2596%25A2%25E9%2580%25A3%25E3%2583%25AC%25E3%2582%25B3%25E3%2583%25BC%25E3%2583%2589%25E4%25B8%2580%25E8%25A6%25A7%25E3%2581%25A7%25E9%259B%2586%25E8%25A8%2588:コチラになります。

ちなみに、関連レコード一覧のキーになる「キー項目」は文字結合プラグインを利用する想定です。これは、kintoneの標準機能ではユーザー選択フィールドを文字列結合できないためです。

設定画面

プラグインの設定画面もご紹介します。私が設定した画面がコチラ。 予実績は実績だけでなく見込も含めた集計も欲しいので、3種類設定しています。

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シンプルな設定画面です

ちなみに、関連レコードが1つだけであれば「かんたん設定」から設定します。

この場合、集計結果を別のアプリへ書き込みができるようになります。別に集計アプリを用意したい時は便利です。

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帳票のデータ整形にも

予実績以外の使い方だと、印刷用のデータ整形もオススメです。

アプリの集計結果を印刷したい、そんな時に印刷用の集計アプリを作る活用方法です。以前ご紹介した「お弁当注文管理システム」は、まさにこの使い方でした。お弁当の注文書を発行するために利用しています。

他にも色々と使えると思います。非常に汎用的なプラグインなので、使い方はみなさんのアイデア次第です!ぜひご自身の使い方を研究してみてください。

プラグイン8個のオマケ付き

「集計サポート+」は「ATTAZoo+」が提供するプラグインの1つです。なんとATTZoo+は、月あたり3,000円9つのプラグインを提供します。つまり、集計サポート+を使えば、他のプラグインもオマケに付いてきます。ふ、太っ腹!

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ATTAZoo+のプラグイン一覧

自動採番、入力制限などなど、どんなお客様にもオススメできるプラグインが詰まっています。とてもコスパの高いサービスなので、ぜひメーカーHPを覗いてみてください^^

 

いかがだったでしょうか。私は「集計サポート+」の汎用性が大好きで、色々な使い方できるプラグインだと思います。「こんなことにも使えそう」のアイデアがあれば、ぜひコメントで教えてください^^

 

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